少し遠出することもあるだろうから、とUSB電源を取り付けることにした。
走行中のスマホ、カメラ、モバイルバッテリーの充電、GoProの給電撮影など、使い道はいくらでもあるはず。
キタコ USB電源KIT
スーパーカブ専用品。JA44適合。
既存の配線カプラに差し込むだけで割り込めるセット内容になっているので、端子加工やACC電源探しなどの手間がいらず、ポンつけ電装。
- 取り付け説明書
- USB電源ソケット
- 割り込みカプラ
- 車体取り付けブラケット
作業前に、キーオフを確認。エンジンかけたままだとか、通電させたまま作業しないようにしましょう。

フロントカバーを外す。2番のプラスドライバーを使用。
カバーはこのネジと爪4か所(上2か所、左右1か所ずつで装着されている。ネジを外した後、レッグカバーを上に引っ張りながら、フロントカバーを下に引っ張りながら手前に起こすと左右のツメが外れる。その後、フロントカバーを上に押し上げれば無理なく外れる。
ツメが隠れている。
カバーを開け、カプラを外したところ。この間に電源きっとの配線を割り込ませる形。
どうにも作業しにくいのでレッグカバーを外した。ここまでする必要はなかったかもしれないが、作業性は格段に上がる。らくちん。
作業としては、フロントカバーを外してカプラーさえ外れれば半分終わったようなもの。
あとは説明書通りに配線して取り回しを考えて外したカバーを取り付ければOKなので。
意外と苦労したのがこのメインスイッチカバー(キーシリンダーのパネル)。
プラスネジ2本とこの青いクリップでハマっている。この青色がどう取り付けてあるのかわからず、外し方がわからなかった。
押し込まれていただけなので、正解は、力づくで引っ張るだけでした。
アース線(黒色、GNDと書いてある)はホーン取り付けボルトに噛ませた。
ホーン取り付けボルトは何種類かのワッシャーも噛ませてあるので、ワッシャーとボルトとの間に並べなおした。(そうしないとボルトが正しい位置に戻らない)
レッグシールドに穴をあけてグロメットをつかって配線を通すのが一番スマートだとは思うけど、説明書通り、メインスイッチカバーのダクトを通すことにした。
カバーのダクトから通したUSBソケット側の配線は黒と赤。これをカプラ側の黒と白の配線に接続する。
カプラ側の赤い配線は常時電源用とのことでつかわない(と書いてある)
このあたりも説明書通りにしておく。
黒と黒
赤と白
配線接続が終わったら、長さの余ったケーブルを束ねてカバー内に収まるように、かつ既存の配線に余計なストレスを与えないようにまとめておく。結束バンドを使っておくとスマート。押し込んでおくだけでもカバーを開けることは多分もうないと思うけど。
一応、余った端子、常時電源という赤いケーブルの端子は雨水が入らないように、下向きにしておいた。あまり神経質になる必要はないかな?
取付完了。ダクトから這い出るケーブルがダサい。が、まあこれでOKということで、外したカバー等を元通り取り付けて作業は終了。
作業の注意点は、
- 割り込ませるカプラーは固いし引っ張っても出てこない。焦らないこと。作業スペースが狭いと思ったらレッグシールドを外そう。
- カバーのツメはおらないように気を付けたい。
- 配線は細い部分もあるので引きちぎらないように。
これくらい? 配線そのものはなにも難しいことはなく、書いてある通りに差し込むだけ。超簡単だった。
こういう専用品があるとすごく助かる。
充電だけではなく、おもしろUSBグッズを探してみても楽しいかもしれない。