忍者ブログ

旅日和-たびより- / もたもたモーターサイクル散歩道ブログ

もたもたモーターサイクル散歩道のブログです。スーパーカブ110についてやそれ以外のことについてやあれこれ書いています。

スーパーカブ110(JA44)の5000kmインプレッション

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スーパーカブ110(JA44)の5000kmインプレッション

走行距離5000km時点でのカスタム、整備状況

オイル交換を1,000km、2,500km、5,000kmでそれぞれ行い、オイルフィルターも一回交換済み。
フロントスプロケットを純正の14丁から15丁に交換済み。
キタコフロントファッションバー、東京堂センターキャリア、Kappaリアボックス、USB電源キットを装着。初期装備のコンビニフックは取り外されている。

ライダーも乗り慣れてきたし、バイクもこなれてきたように思う

乗り方が分かってきた、というのもあるが、エンジンがスムーズに回るようになったと感じる。購入当初は60km/hも出すと不快な振動や、エンジンの必死な感じが伝わってきたが、最近は70km/h到達までもスムーズに吹け上がるように思う。ライダーである僕の感覚が麻痺、慣れが生じているのかもしれないが、おかげでツーリング時にも流れに乗って走りやすくなったという印象。
外観についていうと、少しサビが出はじめている。見えている範囲では、リアスプロケットのタイヤ側、キックレバーのリンク部など、それからセンタースタンド。リアスプロケについてはチェーン注油の際についでに気を配るべきだった。キックレバーは雨などでグリスが流れやすいのだから、これもルブ管理不足といえる。センスタのサビは仕方ないと思う。車体を立てるときにどうしてもアスファルトや砂利で擦れる部分でもあるし、そのときにかかるのはバイク自体の重さだ。しかし、上記2つのサビは時間と距離によって新車感が薄まり、外観に気を使わなくなってきたのが主な原因といえる。この緊張感の薄れが交通事故につながらなければよいが。
道路上ではクセというか、気持ちよく走れる状況や苦手な区間などが見えてきた。やはり、少し勾配があるだけで加速できなくなり、凸凹道では簡単に底付きをし、トップケースがガタガタとうるさくなる。しかし、小回りの良さや車体の軽さ、扱いやすさを活かせるようになった。つまり、ツーリング途中での寄り道が増えた。気軽さが分かってきた。

JA44のココがいいトコ

まず、燃費が良い。リッターあたり65-70kmは余裕で走れる。タンク容量4.3Lであるので航続距離はどんなに悪くとも250km前後あり、日帰りプチツーリングであれば行程中に給油する必要もないし、給油してもワンコインで間に合う。とても気軽な乗り物だ。
次に、意外と乗り心地が良い。サスの弱さは感じるが、シートの座り心地もよく、乗り方にもよるがケツイタは起こりにくいと感じる。
それから、これまた意外と走行性能が高い。直進安定性がある。カーブでは素直に曲がれる。なので、まるで思うだけで走れているかのような感覚になる。ちょっとした上りであればスロットルを開ければ「ある程度までなら」しっかりと加速していくし、ブレーキの効きもよく、「ある程度までなら」思うようにスピードを削り取れる。また、「ある程度までなら」エンジンの回転も滑らかで心地よい振動感があり、ワインディングもしっかり楽しめるバイクだと感じる。
とりあえずここまで無事に乗ってきて、まず思うのは「ツーリングも楽しい原付だ」ということだろう。多少のアップダウン、カーブの連続があっても疲れず楽しく走り続けられる。日常使いで終わらせるのはもったいないと思う。

JA44のココがイマイチ

「ある程度までなら」だ。きつい勾配が少しあるだけで40km/hペースに落ちる。根本的には非力な原付である。もちろんこれはスプロケット交換の効果もあるかと思う。3速を使うことはわりとよくある。また、60km/hを超えて走っているとブレーキの効きにも弱さを感じる。市街地での流れに乗るのはできるが、車間距離がとれていないと、イザというときの不安が残る。しかしこのあたりについては、もともと大型バイクから乗り換えた身なので、フロントブレーキのワイヤーか油圧かというタッチ感の違いも関係しているかな? という気はしないでもない。
速度さえ出し過ぎなければ問題のない、イマイチな点だが、ほかにあえて挙げるとすれば、ガソリン残量メーターも少し気になっている。
満タンにするとメーターのFラインを超えて表示される。走っているとこれがなかなか減らない。しかしいつかは減る。Fラインを下回り、Eラインに近づくにつれ、メーターの針の動きが加速していくように感じる。一定の速度で走っていても、残量計は加速度的な減りを示す。おそらくタンク形状などの構造的な問題だろうし、このメーターの減り方のおかげで走行可能距離を見誤った、ということも今までないので、欠陥だとか欠点とまではいえない。しかし走ってるとちょっと気になるといえば気になる。

まとめ

スピード出して調子に乗って油断さえしなければ良いバイク。快走路では素直に後続に道をゆずり、市街地では車間距離を詰めすぎず、けっして気を緩めない。それでたぶん安全に快適に走れると思う。
速度域の低い車両なので、なかなか遠出もしにくいが、もっと小さなバイクに、カブに慣れてきたら荷物を積んでもっと離れた場所を目指して走りたい。
ということで、5,000km時点において、スローなプチツアラーとしての可能性を見出した、というところでカブについてのレビューを終えておく。
なんて、5,000km……カブライダーとしてはまだまだ駆け出しもいいところかな。
PR

コメント

P R

プロフィール

HN:
さいきい
性別:
非公開